厨房機器、置くだけ置いても使えないことがあります
飲食店をオープンするのに、初期コストを抑えようと機器の価格だけを比較して買ってしまう方もいらっしゃいます。でも、そうすると、いざ使おうと思った時に機器が使えない場合もあります。機器を思い通りに使うには必要な設備を兼ね揃えておく必要があるからです。
では厨房機器に付随する必要な設備工事とはどのようなものがあるかご紹介します。
熱機器にはフードが必要
熱機器の上部には必ず排気(排熱)フードが必要です。
フードの取り付け位置は工務店との打ち合わせが必ず必要です。
製氷機・冷蔵庫などには排水が必要
製氷機、冷蔵庫、食器洗浄機、シンク、ゆで麺機など、これらはすべて排水が必要な機器です。排水設備が必要な厨房機器は必ず「床面」に排水が必要です。
水は高い所から低い方にしか流れません。よって、置くだけ置いても使えないことがあります。
排水設備工事は工事全体で一番早い段階で行われます。工事が進んでしまった後にレイアウトの変更が続くと工事の進行の妨げになるだけではなく、必要な場所に排水設備がない場合は機器が使えません。厨房図面を使った打合せがとても大切です。
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