飲食店を開業する上での中古厨房機器購入のメリットについて

飲食業を開業するときに、厨房機器にかかる資金はかなり大きくなります。
４００～５００万円近くかかることもありますので、個人で飲食店などを開業しようとすると大きな負担になるでしょう。そこで、役立つのが中古の厨房機器です。

最近では、状態の良いリサイクル品もあるので、中古品への抵抗感が薄らいできたのではないでしょうか。

では、中古厨房機器購入のメリットをいくつか挙げてみましょう。

価格が安い

一つは、なんといっても価格が安いということです。
新品に近いものを除けば、場合によっては新品の半分以下で買うことができます。
しかし、中古機器ですから、かなり個体差があります。
現品をしっかり見定めるようにしましょう。

短納期

２つ目のメリットは、納品が早く、緊急対応が可能であるということです。
新品の機器の場合は、ほとんどメーカー倉庫からの発送となります。
ですから、発注から納品までに２～３日(営業日)ほどかかってしまいます。

受注製品などもありますから、さらに納期が延びてしまうこともあり得ます
特注品や受注生産品の場合は２週間～１ヶ月以上かかり、場合によっては当初計画していたお店のオープン日に間に合わず、開店自体が伸びてしまうこともあります。
オープンが伸びるとそれだけ売上に直結して大きな影響となってしまいます。

しかし、在庫がある中古厨房機器であれば、比較的早く納品することが可能です。
開店準備で忙しかったり、内装や設備の工事等、予想外のことで計画が遅れていたりするときには、納品が早いというのは本当に助かるものです。

さらに、厨房機器は突然故障したり急に調子が悪くなったりすることがあります。
今すぐ必要な時や緊急に商品を交換しなければならない時は、在庫がある中古厨房機器であればそれが可能です。
うまくタイミングが合うなら、即日・翌日に納品することが可能なのです。

最近は中古機器に伴う故障リスクを最小限に減らすために、メンテナンスを充実させたり、保証が付いている商品もあります。飲食店のオープン時に必要な投資金額を大幅に抑えるためには、中古厨房機器の購入をが良いかもしれません。